スペイン旅行記

百聞は一見に如かず、どこも実物を生で観れたのはやっぱりよかった

スペインと言えば、のサグラダファミリアは、ガイドブックやテレビで
見てた印象では、コテコテの彫刻まみれの教会、という感じで、正直
あまり惹かれてなかったんだけど、目の前で生で観てみると、その彫刻の
こだわり具合やスケール感を実感でき、なにより教会内部がとてもステキな
空間だった

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ガウディが生きているうちに完成したという生誕のファサードは、正面玄関では
ないらしいんだけど、すっかりサグラダファミリアの顔になってるよね。
色がだいぶ黒ずんできてて、新しい部分との差がクッキリ。

外観のグレーな印象とは一転、内部のステンドグラスは色にキラキラしてて、
に見立てているというスッと伸びる柱と、上のほうで枝分かれしたように
広がる高い天井のその空間はとても綺麗だった。

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天井にも目を向けてほしい、ということなのか、鏡貼りの台が置かれてて、
みんな鏡を覗き込んだり、天井を仰ぎ見たりしてた。

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観光客で溢れかえってたけど、ミサがあるとこんな感じなのかな。

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外観からはこんなにステンドグラスが使われているようには見えないのに、
光が差し込むと、内部の柱や壁にもの色が映り込んで、
空間が色に光り輝いている感じで、とてもステキだった

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ガウディ没後100周年にあたる2026年の完成を目指しているとか。

彫刻は聖書の場面を表していて、主任彫刻家は日本人が務めているというのは
テレビで見たことがある。

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サグラダファミリアの地下が博物館と職人の作業場になってる。
博物館にあったガウディが設計の際に実験したという模型。

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両端に重りをつけた糸をたわませた形を逆さにしたら、一番バランスよく
力がかかって、均整のとれた建物ができるのでは、と考えて作られたもの。
写真を逆さにしてみると、サグラダファミリアっぽいシルエットになる

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バルセロナは他にも外観が特徴的な建物が目白押し

カサ・バトリョやカサ・ミラはガウディのデザイン。
曲線を多用してて、グロテスクでカラフル。

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外観しか見てないけど、有料で内部を見学することもできるらしい。
内部も中庭パティオがあったり、屋上に出られたり、”らしさ”をもっと
味わえるみたい。

サン・パウ病院やカタルーニャ音楽堂はモンタネールという建築家の作品。
花柄や色ガラス、タイルが多用されてて、宝石箱のように華やかで美しく
可愛らしい。

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芸術には人を癒やす力がある、という信念のもと、作られたんだそう。

どれも装飾や曲線の使い方が大胆。どれも世界遺産になってる。
ただ奇抜なだけではない、何かしらの信念をもって作られている作品だからこそ
の世界遺産なのかな。

同じく世界遺産である南部のグラナダにあるアルハンブラ宮殿も、
その名は有名だし、異国情緒あふれる建物なんだろうけど、古いイスラム
様式の宮殿、くらいのイメージで実はこれもそれほど惹かれていなかった

でも実物を生で間近に観ると、その繊細な装飾は見事でとても美しい
大理石や漆喰に施された装飾も、天井の木製のモザイクや透かし彫りも、
色はあまりないのに、明暗や濃淡が効いていて、それだけでキラキラ見えて
美しい

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世界的にはサグラダファミリアより、アルハンブラ宮殿のほうが人気
らしい。確かに未完成のいまだ工事現場である教会より、古く由緒ある
歴史ある宮殿のほうが同じ世界遺産でも重みが違う、意味深いよね。

本来なら閉館日にあたるので入場観光は出来ない、と言われていた
コルドバのメスキータは、特に思い入れもなかったのでそれでも別に
いいかと思ってたんだけど、クリスマス休暇中の特例日だったのか、
行ってみてから入場できることが判明。ここも実物を見れてよかった

コルドバ歴史地区にあるメスキータは、イスラム様式のモスクの中に
キリスト様式の教会があり、イスラム様式のモスクの赤茶の二重アーチの
連なる空間は独特で綺麗。

中心部にキリスト様式の教会、祭壇や聖歌隊用の舞台、パイプオルガン

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トルコへ行ったときも思ったけど、イスラム教は偶像崇拝を禁じている
だけに、モスクなどの建物はシンプルだけど緻密で繊細な装飾で、空間全体を
飾っている感じがステキ。”美しい”と表記したくなる。

バレンシアの旧市街を訪れたのは元日だったので、観光客も少なめ、
お店もまだ開いていない感じだったけど、地元の街並みをブラブラ散策した
だけ、観光スポット的な特別な感じのところを訪れなくても、この街の
空間に身を置いて、街の空気感を感じられたこと自体が心地よかった
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散策中に立ち寄ったカテドラルでは、中に入ることができた。
ちょうどミサが行われていて、賛美歌のような男声の歌声が静かに響く空間の中で
しばし信者の方々に混じって2020年の初詣。
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翌日行くサグラダファミリアが初詣になるかと思ってたけど、観光化されすぎて
いないこのバレンシアのカテドラルで、落ち着いた雰囲気で初詣できたのが
とてもよかった

タラゴナのラス・ファレラス水道橋は、私がイメージしてた水道橋
(セゴビアのローマ水道橋)とは違ってたことが解って、規模も小さいよう
だったのでちょっと期待も薄れてたんだけど、実際見てみたら想像よりは
ずっとスケール感もあって、なかなか見ごたえあってよかった
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バスを降りてから反対方向にみんなで歩き出してしまい、けもの道のような
ところをしばらく歩いて道に迷いかけ、途中出会った地元の人に案内して
もらって正しいルートへ軌道修正。水道橋の足元にたどり着いて、下から
水道橋を仰ぎ見たあと、ツアー仲間の子どもたちが水道橋の脇の斜面を
グングン登り、水道橋の上を歩けるようだと判って、一人分の幅の水路を
真ん中くらいまで歩いた
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セゴビアの水道橋もタラゴナの水道橋もどちらも世界遺産。
セゴビアの水道橋は写真で見ると周辺が整備され、石畳の広場の地面の上に
そびえている感じなのに対し、タラゴナの水道橋は山あいの中に少々放置
された感じにたたずんでいて、夕日に照らされた感じと、たどり着くまでに
ちょっと迷ったり、斜面を登って水道橋の上を歩いたりしたのが、
ちょっとしたアドベンチャー感もあって、思いがけず楽しかった

フラメンコショーは夕食レストランで観るのかと思ってたら、ショー専用の
タブラオという劇場のようなライブハウスへ夕食後に出向いて鑑賞。

長細く天井の低い洞窟みたいになっているところで、壁沿いに観客が座り、
入り口を塞ぐようにダンサーとバンドが座り、その真ん中の空間を花道に
見立てたステージのように使ってダンサーが踊る
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音楽も大音量だし、ダンサーもキレのある迫力あるパフォーマンス。
本場のフラメンコという感じでカッコよかったけど、ギターと歌の音量が
大きすぎて少々疲労感、もうちょっと手拍子と足タップを聴かせるような
演出だとカッコよさが増すのにな、なんて思った。
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フラメンコでは観客は手拍子はせず、曲間で拍手するのは

ひと通りのパフォーマンスが終わると、観客から何人かを手招きし、一緒に
踊るよう促される。日本人メインの観客は皆出たがらないけど、手招き
するのが子どもダンサーだと断り切れずに前に出て踊る人もいた

バルセロナでは半日フリータイムがあり、昼食~散策~夕食までを自力で行動。
事前に聞いていた解散&再集合場所のカタルーニャ広場から歩いていける範囲で、
食べるところ、観るところ、トイレの場所を事前にチェック
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解散してすぐ、まずは広場に隣接するデパートでトイレの場所チェック。
デパートの地下にはスーパーが、最上階にはフードコートがあるというので、
チラ見しつつ、再集合の時間直前にまた来ることに。

昼食はピンチョスが食べられるバルに行ってみようと思ってた。
iRATi(イラティ)というお店が、好きなピンチョスを取り、付いてた楊枝の
本数を数えて精算、というあまり会話を必要とせずにバルの雰囲気も楽しめそう
だったので、そこを目指した。

ガイドブックにも載ってたしネットの記事でも見かけたお店だった割には、
日本人は見かけなかったし、観光客っぽい人もあまりいなかった気がする。
最終日で現金の手持ちが20€くらいしか残ってなかったので「カード?」
とまず聞いてみた。
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カウンターはイス無しの立ち席のみで十数人が使えそうな広さだったけど、
決まった席がない感じで立食中の人で賑わっていて、どこに居たらいいのか
ちょっとオロオロ。カウンターの中のお店の人も忙しそう
カウンターの少し空いたスペースに入り込んで、思い切って声を張り上げて
オレンジジュースプリーズ”、客として来たことをアピールしてみた

ピンチョスは勝手に取っていいのかなと手を伸ばし、楊枝を摘もうとしたら、
NO!,NO!と制止され、楊枝でなくパンの部分を手で摘んで取り、楊枝は皿に
残しておくよう、ジェスチャーで指南される

目の前の手が届く範囲あたりのピンチョスを5つ。どれも美味しかった
値段が判らず、目の前のメニューらしきものには4~6€くらいの値段がついて
いるし、5品でやめておこうか、と”チェックプリーズ”。

楊枝の数を数え、飲み物はオレンジジュースだったことを告げると、奥のレジで
精算してくれてレシートをもらい、カードで支払い
レシートをよくよく見ると、ピンチョスは1つ2.1€、ジュースは2.8€、合計
13.3€で、手持ち現金でも十分間に合ったし、もっと食べたらよかった

トイレを忘れずに借りてから店を出た。

そのあとカテドラル、凱旋門、カタルーニャ音楽堂をめぐり、
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途中雑貨屋さんやマーケット、建物間の路地へちょっと入ってみたりしつつ、

カタルーニャ広場まで戻って来たところでまたデパートのトイレへ。

デパート地下のスーパーをちょっと物色してるうちに夕刻に。
日が落ちたあたりで一旦外へ出て、昼間に見たカサ・バトリョやカタルーニャ
音楽堂のライトアップと街のイルミネーションを見に。
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またデパートまで戻って来て、トイレ&スーパーでの買い物。

最後にデパートの最上階にあるフードコートで夕食
レストランだと最低でも二人前からしか注文できないパエリアも、ここだと
一人前でパエリアが頼めるとのネット情報。20時の再集合場所にも近いし、
夜の時間帯でも賑わっているエリア内なので安心かなと思ってココにした。

パエリアは4種類から選択でき、ショートパスタのイカ入りソバ飯みたい
なのを指差しチョイス。お皿にてんこ盛りで9.95€、美味しかった
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自力での食事はちょっと不安。店構えや客層を見て、入りづらそうだった時の
ために、イラティとフードコート以外にもお店の候補を3つほど決めておき、
最終手段はスタバかマックへ行こうと思ってたけど、なんとか初志貫徹できた

フリータイム時は、オフラインでも使えるスマホアプリを大いに活用

地図を広げなくても、地図アプリに前もって行きたい場所候補にマーカーして
おき、”今いるところ→行きたいところ”をタップすれば、歩きながらナビもして
くれる。スマホ画面を見てるだけなので、観光客丸出しな感じにならずに済む。

翻訳アプリでは、画像読み取り機能で見れば、文字を打ち入れなくても、
商品説明がなんとなく解る

いちおガイドブックも会話ブックも持ち歩いたけど、バス移動中やホテルで
読むぐらいで、ほとんどカバンから出すことがなかった。

予習がちょっと不十分なまま旅をスタートした感じだったんだけど、
ヨーロッパっぽい雰囲気とイスラム文化と融合したアラブっぽい雰囲気とが
スペインらしい異国情緒感と”太陽と情熱の国”らしさに感じられ、
世界遺産をいくつも訪ね、半日だけだけど自力で行動した達成感もあり、
スペインを満喫できた

今度はいつか、ひまわりの季節に行きたい




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