山旅第七弾 富士山の旅ログφ(.. )

これから富士山を目指そうとしている人のために
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行程について
個人で行くなら一泊でもいいけど、ツアーを利用するなら断然二泊行程を
オススメ。一泊では時間に追われ、楽しむ余裕が持てないと思う。

山頂ご来光にこだわっても、天候次第で見れるとは限らないし、
登頂出来てもその余韻を味わう時間なく下山を始めないとならなく、
郵便局へ行ったり、神社で御朱印をもらったりする時間もないし。
仮眠なんてほぼ出来ないほど睡眠時間も短いし、狭苦しく苦痛な寝床では
むしろ疲れが増す上、登頂から下山まで、休みなく歩かないとならない

それに対し二泊なら、ご来光チャンスは2回。山頂ご来光も挑戦できる。
日中は登山道も売店やトイレもすいてて、心理的にも余裕が持てる。
二泊目の宿に、登山に必要のない荷物を預かってもらえるかも。
お鉢巡りも出来る時間が充分取れる

少し時間が余り気味なくらいだけど、体力、体調、天候の具合で融通が
きくくらいがいいと思う

私の富士登山タイムテーブル。一番人気の吉田ルートを利用。

1日目(ツアー行程)
12時    新宿集合
15時     5合目到着
15時45分 再集合、準備運動
16時20分 吉田ルート登山開始
19時10分 7合目鳥居荘到着、夕食
20時    就寝
22時20分 一泊組が出発

2日目(終日フリー)
3時半   起床、星空観賞
5時     山小屋前でご来光、朝食
6時     頂上に向け出発
10時    吉田口頂上到着
11時20分 山頂郵便局到着
12時10分 山頂郵便局出発
12時45分 下山開始
15時20分 8合目白雲荘到着
16時    夕食
17時    就寝

3日目(下山後のツアー再集合までフリー)
3時半   起床、星空観賞
4時     朝食
5時     山小屋前でご来光
5時20分  下山出発
7時50分  5合目到着
9時30分  ツアー再集合
11時半   石和温泉郷のリゾート旅館にて温泉・バイキング昼食
13時    帰路出発
16時半   新宿帰着

山小屋では
朝は、出発のタイミングに合わせ、山小屋のスタッフが起こして回って
くるので、目覚しをかけておく必要は無い。
山頂ご来光を目指す人向けには、団体ごとに時間差で出発できるよう
スタッフが仕切って、夜中22時~1時くらいの間で出発させられる

朝出発する人向けには、日の出の時間に合わせて4時過ぎに起こされ、
チェックアウトは6時。

チェックインは10時からと言われたけど、宿泊予定の小屋なら、時間前
でも、登山中に不要な荷物を預かってくれる場合があるので、立ち寄って
聞いてみるといい。

消灯時間は特に決まってなかったかな。ずっと廊下の照明は点いてた。

夜中には歩かないつもりでも、ヘッドライトはあったほうがいい。
トイレは小屋の外だけど、廊下や玄関前には照明が点いてたし、夜中でも
誰かしらウロウロしてるし、暗くて行けないということはない。でも
寝床には照明がなく、日中でも手元が暗いので、荷物の整理などには
手元灯としてあると便利

バーコード状態の寝床ではアイマスクと耳栓もあるとベター。
普段、明るくてもうるさくても寝られる、って思ってたけど、となりの
人と肩が触れるほど近くで横になってると、ずっと仰向けでは腰が痛くて
ちょっと横向きになろうとすると、隣の人の顔がすぐ目の前で、お互いに
視線の置き所に困る。他人の、特に大人の男性のイビキは騒音レベル。
寝苦しい思いを少しでも軽減するのに、役立つと思う

寝床では音の出るモノ、ニオイのキツイモノ
携帯はもちろんマナーモード。筋肉痛だからと湿布も、山小屋では

充電は出来ないので、スマホやデジカメの予備バッテリーは自前で用意。

着替えは出来ないものと思ってたほうがいいかも。
布団を被って、中で上手いこと着替えられるかも、と思ってたけど、
あのバーコード状態の寝床ではキビシイ
今回は一泊目はたまたま夜中出発組が出かけた後、広く使えたので、
暗やみに紛れて着替えられたけど。
ただ、汚れたり濡れたりするケースは充分考えられ、そのままでは
布団に寝られないので、そんな時は廊下とか人前になっちゃうかも
しれないけど着替えないとならない必要性は出てくるかも。
なので、着替えられないかもしれない前提で、でも着替えは一組持ってた
ほうがいい

レジ袋は汚れたモノ、濡れたモノの始末用にアイテム数分あるといい。
私は、服やザックの各ポケットに大小混ぜて1~2枚のレジ袋を入れて
おいた感じ。タオルか手ぬぐいも帰りのお風呂セットとは別に、1~2枚
あるといいかな。

富士山の山小屋は乾燥室がなく、濡れても干すとこが無い。
濡れたまま翌日も着たり、ザックに仕舞うことになることを想定しておく
ことが結構ポイントだと思う
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トイレ事情
トイレは山小屋ごとにあり、入り口にチップ入れの箱、山頂と5合目の
レストハウスのトイレでは入り口で係りの人がチップを回収してた。

ペーパーはどこもちゃんと不足なくあったし、生理用品や大人用おむつも
ご自由にお使いください、と置いてあるトイレもあった
ペーパーは流さずにゴミ箱に入れる方式。水鉄砲のようなノズルが
付いたホースがあって、それで水を噴射して流すタイプが多かった。
臭くて、汚くて居られない、というほどでなく、他の山でのトイレと
比べてもきれいなほうだった。

宿泊する山小屋のトイレは、最初の1回だけチップを入れれば、滞在中は
何度でも利用

トイレは近いほうかなという私で、3日間でチップとして1200円使った。

トイレから出た時の手洗いの水は、ちょろちょろ出る蛇口か、雨水タンク
から蛇口をひねるか、バケツに貯めてある水を柄杓ですくってかけるか。
どこも水は自由に使える状態ではない。
歯磨き粉を使わなくても、ハミガキ自体も基本

ウェットティッシュは何かと使えるので、すぐ出せるとこにあるといい。

飲食について
宿の夕食はカレーが定番。具は無い感じ。二泊目の宿ではゴハンに
ハンバーグがのってた。
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朝食はお弁当
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行動食には、
タネなしハチミツ干し梅
お口で溶けて手で溶けないチョコM&M
メープルシロップ味クルミ
レモン味のグミ
を持っていった。

コンビニのパウチタイプの袋に入ったお菓子を主に選択。個包装のモノは
いちいちゴミが出るので、パッキング時に開けてしまって、パウチ袋などに
ひとまとめに詰め替えておくといいと思う。
パウチでないお菓子は袋を開けたあと、食べかけでも口を閉めておけるよう
袋を開ける前から輪ゴムを巻いておくといい。

飲み物はスポーツドリンクを2本、水を1本の計1.5リットルを基本に。
水は飲む以外にも使えるので、非常用として下山を始めるまで、1本は
開けずに持ち歩いた。途中、山小屋の売店でスポーツドリンクを追加購入。
500円とスーパーで買った時の10倍近くするけど、荷物の重さ軽減の
ためには高くても途中で買い足す方が賢明。
宿での食事時用には水500mlがついたところと、紙コップや缶のお茶が
出たところがあった。

宿で提供されるお弁当やペットボトルなら、その場であればゴミとして
回収はしてくれるけど、基本ゴミはすべて持ち帰り。ペットボトルが
8本分に。これがかさばる。
最後は大きめのレジ袋にまとめ入れ、ザックの外にぶら下げて歩いた。

高山病対策
とにかく呼吸を意識。目の前のロウソクを吹き消すようなイメージで息を
吐く、ということを意識的に繰り返した。

あとは、いちお「食べる酸素」も持っていった。高山病対策としては
効果は期待できないというけど、気休めに。800円もするけどね。
グレープフルーツ風味味のサプリメントみたいな感じ。95粒入り。
前もって飲んでおくといい、と聞いたので、前日から2~3粒ずつ、
1時間置きとか、気づいた時に食べるようにした。
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天候について
私が歩いている間は、風も程よく、日差しも暑すぎず、星空ご来光
バッチリ見れて、基本お天気には恵まれた
でも終始遠くで雷が鳴っているような感じで、いつ急変してもおかしく
ない状況ではあった。雲海の下ではゲリラ雷雨になってたみたい。

最近の異常気象もあって、晴れていても常にゲリラ雷雨に備えたほうが
よさそう。あっという間に雲が立ち込め、降り出したら短時間でザーザー。
レインパンツは途中で脱ぎ着するのは面倒なので、山の上ではそれほど
暑くないし、晴れていても最初から履いておいてもいいかも。
朝方のほうが空は安定している気がするので、午前中早め早めに動き始め
午後は予備の時間、みたいに動くのがいいと思う。

富士山システム
ツアーの場合、富士山にはツアー会社のガイドとは別に、富士山専門の
ガイドがつく。富士山ガイドは登り方や高山病対策をレクチャーしたり、
ペース配分などの通常登山ガイドだけでなく、山小屋と連携しながら、
バス1~2台分くらいの人数しか入れない食卓での食事に、団体ごとに
時間差で受け入れ、寝床へ誘導、朝の出発時間も仕切る。

山スタッフは皆すごくシステマチックに動いてた。特に団体向けには
分刻みであおられる感じ。帰りのバスの時間に合わせられるよう、
登山自体は牛歩なんだけど、休憩も宿泊滞在も極力くつろぐなんて余裕は
持たせず、さばく、こなす、といった感じ

山小屋は宿泊者を受け入れ過ぎだと思う。あの状態で寝ることを思うと、
それだけで、また富士山に行きたい、とは思えなくなるなぁ
今回はお盆休みを利用したので特に混んでた。平日に行けるなら
その方がゆったりゆっくり出来ていいかもね。

登山前の5合目ではツアー客は指定された場所で着替えが出来、帰りの
お風呂セットや登山に不要な荷物は預かってもらえた。コインロッカーも
あるけど、数に限りあり。羽田空港や東京駅から乗り込んできた人は、
スーツケースで来てて、登山装備はレンタルにしてる人が多かった。

個人でも専門ガイドを頼んだり、着替えなどをさせてもらうことも
できるのかも。

見どころ
ご来光ばかりがこだわりポイントとして取り上げられるけど、お天気が
いいなら、ぜひ星空も眺めてほしい。
山頂ご来光を目指した人たちは、キツイ登りに必死で足元ばかり見てて、
せっかく夜中に歩いてるのに、空を見上げてないんじゃないかなぁ

私が参加したツアーは、いきなり初めて富士山、という人が結構いた。
子ども連れの家族も多かった。
富士山は登山道もよく整備されてるし、山小屋でも登山者の扱い、対応に
慣れてるし、スタッフの数も多く、確かに初めてでも登りやすいと思う。

でも、高所であること、水が無いこと、山小屋は狭く乾燥室が無いこと、
森林限界を超えていることで陽射しや風をまともに受け続けること、が
キツイ登山にさせてて、それらへの備えがどれだけ出来ているか、で
楽しい登山になるかどうかのポイントになるんだと思う

「富士山に一度も登らぬバカ、二度登るバカ」という言葉の意味が
よく解る思い。思い切って挑戦してよかった

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